2025年12月3日 / 最終更新日 : 2025年12月1日 migadmin 認知症一般 若年性認知症が世界で急増 [No.215] 40~64歳で発症する若年性認知症が世界的に増加している。患者数や健康損失は大幅に増え、生活習慣病や教育水準の低さが主な危険因子とされる。40代からの予防と脳の健康維持が重要と指摘されている。
2025年8月20日 / 最終更新日 : 2025年8月18日 migadmin 認知症一般 認知症診断まで平均3.5年──失われるチャンス [No.200] 国際研究によると、認知症は症状出現から診断まで平均3.5年を要し、若年性ではさらに長い傾向があります。遅れの要因は「年齢のせい」との誤解や受診の先送り、医療体制不足、言語や文化の壁など。診断が遅れることで早期対応の機会を失い、進行を抑える可能性も減少します。
2025年6月25日 / 最終更新日 : 2025年6月24日 migadmin 認知症一般 脳を守る男性ホルモン「テストステロン」 [No.194] 九州大学の研究により、男性ホルモン「テストステロン」が脳の免疫細胞ミクログリアの働きを活性化し、アルツハイマー病の原因物質を除去することが判明しました。女性ではこの作用が起こりにくく、アミロイドβが蓄積しやすい傾向にあるため、これがアルツハイマー病の男女差の一因である可能性が示されました。
2025年4月16日 / 最終更新日 : 2025年4月15日 migadmin 認知症一般 呼吸と脳波のリズムのずれがアルツハイマーの兆候? [No.184] アルツハイマー病の患者は、脳の神経ネットワークと血管系の連携に問題が生じ、脳に適切に栄養が行き渡っていないせいではないか、との研究があります。まだまだ研究段階ですが、アルツハイマー病の治療に役立つ結果が出る可能性があります。
2024年10月2日 / 最終更新日 : 2025年10月16日 migadmin 公開記事 認知症のリスクを高める14の要因? [No.164] 世界で最も権威のある医学誌の一つランセットから、認知症の危険因子として悪玉コレステロールと視力低下が追加されました。リスクを減らすための10の提言もされており、心がけることでリスクにさらされる期間を短くしましょう。
2024年6月12日 / 最終更新日 : 2024年6月10日 migadmin 認知症一般 認知症は古代ギリシャ時代にもあったのか? [No.152] 2500年前の医学書によると、難聴・消化器疾患など高齢者の標準的な病気の記載は多いものの重度の記憶喪失などは見られず、アルツハイマー病は近代の生活環境やライフスタイルに起因していると考えられます。
2024年5月8日 / 最終更新日 : 2025年10月16日 migadmin 公開記事 久山町研究② 発症リスクを下げる防御因子 [No.149] 認知症の発症リスクを高めるものには、糖尿病・高血圧・喫煙があります。下げる重要なものには、運動・食事・睡眠があります。久山町の長年の研究によってこういった事実が明らかになっています。
2024年4月10日 / 最終更新日 : 2025年10月16日 migadmin 公開記事 認知症リスクを分析、50年にわたる久山町研究① [No.146] 久山町は1985年に世界初となる認知症の追跡調査が開始され、世界で唯一認知症有病率の定点観測で時代的推移を調査しています。その研究内容を解説します(第1回)。
2023年11月15日 / 最終更新日 : 2025年10月16日 migadmin 公開記事 「私、認知症かも?」と不安にさせる「もの忘れ」、最近ありませんか? [No.130] 物忘れがあると認知症の心配になる人が多いのですが、物忘れは老化により起こる自然な現象ですが、認知症になった場合は物忘れの自覚がありません。実際体験したことすらまるごと忘れてしまいます。
2023年5月24日 / 最終更新日 : 2023年5月23日 migadmin 認知症一般 アルツハイマー病を予防する遺伝子変異を新たに発見 [No.106] パイサ変異という遺伝子変異を持つものは若くして認知症を発症することがわかっています。一方パイサ変異を持ちながらも認知症を発症しなかった人もおり、その人が嗅内野にタウがあまりなかったこともわかっています。つまり嗅内野にタウがたまるのを防ぐことで認知症を予防できる可能性が示されました。